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東海原発、日本で最後まで動く原発

福島第一原発の事故の衝撃に、茨城県にまだ残っている東海原発について、日本中から注目を失っている。
しかし、一部の人は今回の震災で東海原発がどうなったのか、気にしている。
私もその一人である。
東海原発に関するニュースは以下の3つに絞られている。

東海第2原発ポンプが停止 「冷却に支障なし」
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031401000032.html
東日本大震災の揺れで自動停止した茨城県東海村の日本原子力発電東海第2原発で、原子炉の圧力抑制プールの水を冷やすためのポンプ2台のうち、1台が地震当日に停止していたことが、13日までの茨城県への報告で分かった。

 茨城県原子力安全対策課によると、もう1台は動いており、冷却には支障はないという。同原発の原子炉には全ての制御棒が完全に挿入されているとしている。

 日本原子力発電安全管理室は「炉心は問題なく冷却されている」としている。
2011/03/14 04:05 【共同通信】


地震で自動停止の原発、安定停止は3基のみ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110313-OYT1T00278.htm
東日本巨大地震では、東京電力福島第一原発1~3号機、同第二原発の全4基、東北電力女川原発の全3基、日本原子力発電東海第二原発の計11基が、強い揺れにより自動停止した。

 経済産業省原子力安全・保安院や各電力会社によると、11基のうち、原子炉内の温度が100度以下で、圧力も大気圧に近い状態で安定した「冷温停止」に至っているのは、福島第二3号機と女川1、3号機の3基だけだ。

茨城、原発拠点が20時間停電 非常装置燃料漏れ
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032201001129.html
 日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)などで緊急事態が発生した際、対応拠点となる「茨城県原子力オフサイトセンター」(同県ひたちなか市)が、東日本大震災の影響で約20時間停電していたことが22日、県への取材で分かった。

 県によると、11日の地震発生直後に通常の電力供給が停止。非常用発電装置が起動したが、地震の揺れなどの影響で装置の燃料が漏れ、同日午後5時ごろに送電が止まった。非常用発電装置は12日午後0時40分ごろ復旧した。

 東海第2原発は地震直後に自動停止。その後、冷温停止状態になった。同センターを使用する必要はなかった。

 県は「事実関係を詳細に調査し、対応を協議したい」としている。

 オフサイトセンターは、原子力災害が発生した際、関係機関や自治体が対策本部を置く。
2011/03/23 00:26 【共同通信】

この3つの記事から見ると、東海原発も紙一重、もしかすると福島第一原発と同じような事故になったかもしれない。
今回ばかりは私もぞくっとした事態であった。
では、他の原発はどのようになっているのだろうか?
これらのことは現在進行形で進んでいるため、すべてをカバーできるわけではないが、簡単にまとめておく。

静岡県の川勝知事は、3月17日の定例記者会見でプルサーマル見直しに言及した。そして22日も「沿岸部の防災対策見直し」を語り、そして、「未曽有の災害を受け、あらゆる想定を抜本的に見直す必要がある」と発言した。これは、今までの原発政策から見たら一歩前進である。

それでも中部電力は、津波にも耐えられる12メートルの防波堤新設と、予備品の確保、緊急時用電源装置の配備といった対策をして、事業を進めている。パフォーマンスとして、浜岡6号機着工を16年以降に延期し、プルサーマルも先送りにすることにしたが、周辺住民の不安が解消されたわけではない。

着実に原発計画を進める川内原発でも、自治体からの反対にあっている。
川内原発「安全基準見直し求める」(読売新聞・鹿児島版)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110318-OYT8T01022.htm
岩切市長は安全基準を見直す必要性を認め、「市単独ではなく、原発を抱える全国の市町村協議会で、国に見直しを求めないといけない」と述べた。

また同じ九州電力が行っている玄海原発2、3号機の再開延期が決まった。ここはもともと定期検査で運転を停止していたが、さらに運転再開を延期すると決めた。東京電力の福島第一原発の事故を踏まえ、運転再開には地元の理解を得にくいと判断からであった。

しかし、茨城県では県知事も東海村長も周辺自治体でも東海原発を何とかしようという声は聞こえてこない。

私は、元福島県知事佐藤栄佐久さんの言葉が忘れられない。
「原発政策は、国会議員でさえ関与できない。政府なら関与できるかもしれないが、その政府の中でも、霞ヶ関の通産省、エネ庁と保安院、推進する中に保安院もあるわけですから、そういう体質の問題点がある」
「まあ地方自治体の首長が反対運動を起こさない限り、原子力政策は霞ヶ関の役人の言うとおりにスムーズに進んでいく。今でもそれが実態」

そして、佐藤元知事が政治生命をかけて動いても、結局スキャンダルで追放される。政治家は選挙に落ちればただの人であり、そのことを極度に恐れている。
だから、どの知事も口では懸念を示しても、実際に行動まで移すことはないのだ。
その上、橋本県知事は、東海村とは深い結びつきがある。
彼が県知事でいる限り、見直しははっきり言ってないと断言できる。
これが、東海原発が廃炉になってもなくならない理由の一つである。

そして、東海原発は茨城県民の心にも深く刻まれている。これがもう一つの理由だ。
東海原発は、日本初の商業用原子力発電所であり、茨城県の高度成長を支える象徴であった。
そのことは、「茨城県民の歌」にも出てくる。
その歌を私たち県民は小学生の時から校歌、国歌と同じように歌ってきた。その一部を紹介する。

世紀をひらく 原子の火
寄せる新潮 鹿島灘
このあたらしい 光をかかげ
みんなで進む足なみが
あすの文化をきずくのだ
いばらき いばらき
われらの茨城

この長期にわたる成功神話と洗脳によって、茨城県民は東海村を前時代的なモニュメントとして残し、原発とともに共存していく道を選んだ。
これは首都圏でぬくぬくと育ってきた、我慢しないで文句を言える人たちにはわからないだろうが、それが茨城県人の特徴、個性なのである。
だから、私たち茨城県民は風評被害もじっと我慢し、原発を最後まで黙認するだろう。
ここで私は良い悪いの判断はしない。そういうものだと受け入れ生活する。

ただ、私の希望は、早く風力、太陽光のような代替エネルギーを使って、日本全体が脱原発を目指して欲しいと思っている。
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