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茨城ホウレンソウ問題まとめ(仮)

昨日の毎日新聞茨城版でも恐れていた放射線問題がさっそく出た。
茨城新聞では、「農産物の放射能汚染は1999年の東海村臨界事故でもなく、国内初めて」と報じた。
現在、私の住む街の農家では、今年は米を作るなと上から言われたと聞く。
それには理由があって、茨城では苗を作る時期になり、今のようにガソリンが供給できないのでは田植えもできないから、苗が無駄になるから作るなというものである。
これに追い討ちをかけるような風評が加わるともっと大変なことになる。
本当に茨城県の農家が農作物を作らなくなったら、それは農家の生活問題だけではすまない。
都市の近郊農業が壊滅し、近郊農業によって今まで安定供給されてきた首都圏の台所を直撃し、最後は日本の「食の安全保障」に関わる話まで拡大するからである。

そこで、危機感をもった私はこの話を取り上げることにした。
 
はじめに、3月20日毎日新聞朝刊・茨城版に掲載された記事を要約しておく。

県産ホウレンソウ暫定値超の放射線「健康に問題ない」県、迅速に数値公表
・会見で橋本知事は、今回の結果は県内4市1町1村の6地点で取れた露地栽培のホウレンソウから検出されたもので、県内産はハウス中心であることから「今は露地野菜はほとんど流通していない」と強調した。
・かつてJCO臨海事故で、風評被害によって大打撃を受けた経験から、知事は「我々の心配したことが起きてしまった」と懸念を示した。
・今後、県は、牛乳と、ハウス栽培の野菜についても調査を進めており、結果次第では、海産物などに調査を広げるか検討する。
農家、ショック隠せず
・JAひたちなか理事長「健康に影響がない数字というのに、公表したのか。風評被害が出たら茨城の農産物が全部駄目になる」。
・高萩市のJA茨城ひたち代表理事組合長「テレビで知り、とてもびっくりした。県にはしっかりとした対策をとってもらいたい」「20日からの出荷を取りやめます」。
・高萩市で直売所向けの野菜を生産する男性「(放射線濃度の高い野菜が)一つでも出れば他の野菜もそうじゃないかと思うのではないか。(原発の問題が)早く収束して欲しい」。
・大子町の農産物加工直売所「だいご味ランド」代表「今入荷している分だけを販売中止にすればいいのか、今後の作付けもダメになるのか分からないので不安。茨城の農産物というだけで売れない状況になれば農家にとって痛い」。

○県内の露地ホウレンソウから検出された放射線ヨウ素(単位はベクレル)
       19日公表   
高萩市   1万5020   
日立市   1万4500           
東海村     9840   
常陸太田市  8830   
ひたちなか市 8420
大子町     6100

しかし、この記事からは二つの重要な話が欠如している。それを補足しておく。
まず、北茨城市の露地ホウレンソウから、「放射線セシウム」が出ていた事実である。
これは、中日新聞で取り上げられていた。

福島の原乳から基準超す放射性物質 茨城のホウレンソウも(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2011032002000013.html
---
ホウレンソウは、高萩市で1キログラムあたり規制値の7・5倍の1万5020ベクレルのヨウ素を検出。セシウムは規制値をわずかに上回る524ベクレルだった。

このほか日立市や常陸太田市、東海村、福島第1原発から100キロ以上離れたひたちなか市などでも、規制値を3~7倍上回るヨウ素を検出した。高萩市以外のセシウムの値は、規制値未満。ネギは茨城県内の7市町村とも規制値より低かった。
---
セシウムが出たことが県の公表につながったので、マスコミは取り上げないのは意味がないと思う。
もはや、数値が出てしまった以上、風評は免れない。
これ以上の風評を避けるためには、情報公開と正しく伝える姿勢が鍵になる。
地元の記事なのに、この問題を報じなかった毎日新聞に対して残念な気持ちである。

次に欠けている情報は、この調査は県独自のものと、農林水産省のものがあって、その両者を比べて見ないと細かいものは分からないことである。
つまり、報道されているものだけで判断するのではなく、もう少し注意深く公的な情報も見ていく必要がある。
この話は、茨城県がHPから記者会見要旨を出していて、そのサイトを読むと分かる。
http://www.pref.ibaraki.jp/hodo/press/11press/p110319.html
このサイトではかなり細かい部分まで掲載していて、じっくり読むと分かるようにできている。
新聞、テレビの報道で物足りないと思った人にとって、参考になる話である。

最後に、最新情報も紹介しておく。
20日、日本食品分析センターから公表された。
twitterで茨城新聞が速報を流していたので、その話も整理しておく。

20日 茨城県知事記者会見配布資料・茨城新聞編集より 
○日本食品分析センターの分析結果

・北茨城市の露地ホウレンソウ 放射線ヨウ素2万4000 放射性セシウム690
           ↓
 国の指標値各2000、500を上回っている。
・北茨城市の露地ネギ ヨウ素350ベクレル セシウムは未検出

・神栖市のハウス栽培ピーマン(未洗浄)ヨウ素56、セシウム未検出
・八千代町トンネル栽培レタス(未洗浄)ヨウ素78、セシウム21

ここでは神栖町と八千代町の野菜も出たので、農林水産省は茨城県を6ブロックに分けて調査していることがはっきりした。
将来的には、もう少し細かく調査して、どこが安全かということを示して欲しい。
さらに、ヨウ素だけでなく、「放射線セシウム」も出ている野菜とその場所について、もう少し詳しく調査して欲しいと思う。

これから、県と農林水産省の調査の結果がぞくぞくと出てくるが、その情報によって少しでも人々から不安が減り、風評が少なくなることを期待している。
そのために役に立つなら、私もブログで協力していく。
これは私が茨城県民だからではない。風評の発生によって、茨城の農家が失業し、問題が首都圏全体に拡大するのを防ぐためである。
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