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学校の放射線 制限基準 説明は丁寧に

学校の放射線 制限基準 説明は丁寧に(北海道新聞・社説 4月21日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/287423.html

 福島第1原発の事故を受け、文部科学省は学校などで許容される放射線量について、1時間当たり3・8マイクロシーベルトを限度とすると発表した。夏休みまでの暫定で、超えると野外活動が制限される。

 福島県は、国や原子力安全委員会に「基準を早く」と求めていた。新学期に入っても、安全の目安が示されず、同県内の学校は校庭を使った体育や部活動を自粛していた。

 事故から1カ月余り。国の対応は遅すぎると言わざるを得ない。

 基準値の毎時3・8マイクロシーベルトは、子供たちが1日のうち8時間を屋外で過ごし、残り16時間は木造家屋内にいることを前提にしている。

 これによって年間の積算放射線量が20ミリシーベルト以内に収まるという。政府が計画的避難区域に設定している基準を下回る。

 文科省は、国際放射線防護委員会が大人も子供も原発事故後には1~20ミリシーベルトの被ばくを認めているとし、これを判断の根拠にした。

 子供は大人に比べ放射線の影響を受けやすいとされる。同じ扱いにしたのには異論も出よう。専門家の見解も分かれる。

 「成人の半分に当たる年10ミリシーベルト以下の被ばくに抑えるべきだ」。原子力安全委の委員がこう言明したのは先週のことだ。

 10ミリシーベルトを基準にすれば、多くの学校で屋外活動ができなくなる可能性があった。委員は直後に「委員会の決定ではなく、私個人の考えだった」と修正したが、基準の難しさが浮き彫りになった。

 福島県の今月上旬の調査では、原発から半径20キロ圏外にある1600余りの学校などのうち、52校で比較的高い数値が出た。文科省が52校を再調査すると、小中学校や幼稚園、保育園の13校が毎時3・8マイクロシーベルト(年20ミリシーベルト)の基準値を超えた。

 30キロ圏から遠い福島市や郡山市も入った。地形や風向きの影響の把握が重要だ。

 13校では校庭の活動を1日1時間程度に抑え、手洗いやうがいを励行するよう求められている。毎週放射線量を調査し、2回連続で下回れば、制限が解除される。

 とはいっても父母らは不安が募るだろう。校庭の土ぼこりを吸って内部被ばくすることはないのか。放課後の目安にもなりうるのか。

 素朴な疑問に対し、国は丁寧に説明をしなければならない。20ミリシーベルトを基準とした妥当性についての検証も怠ってはならない。

 モニタリング調査を全校で徹底するべきだ。学校への放射線量計の配備は不可欠で、教職員への指導も必要だろう。運動会や遠足など学校行事もあり、その対策が急がれる。
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