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風評問題、農家の本音を聞く

インタビュー:サンワアグリビジネス竹村社長
サンワアグリビジネス(古河市)
http://www.myfavorite.bz/sannwa/pc/

土曜日にマルシェ・ジャポンの現地レポートを書きました。

茨城県産の野菜を求め、国連大学前まで行きました
http://kkisho2937mhalxw.blog60.fc2.com/blog-entry-19.html

その時に気さくにインタビューに応じて頂いた販売員Aが、実はサンワアグリビジネスの竹村社長です。
今回のブログでは、引き続き竹村社長から聞いた話を紹介します。
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サンワアグリビジネスでは、生産と販売の両方を手がけています。
しかし、野菜の生産については、やはり縮小していかざるを得ない。
まだまだ物流の状況は厳しく、この状況では生産を止める人が多いのが現状です。

TBSテレビが流れた後の反響については、たまたま見ていた知人から「おっ!どうしたんだ?テレビに映っていたぞ」と言われたくらいで、今のところ消費者や業者からの反応はありません。

農作物は種から育てるもので、規制制限が解除になってもすぐに物が回るとは限らない。
それでは農家は安心して野菜を作ることができないですよ。
さらに、マスコミによる「風評」報道のおかげで、「ホウレンソウ」自体の売れ行きが悪い!
ホウレンソウ」については、日本全国どこの産地のものでも、業者から「販売拒否」になっている状況です。
だから、正常なものでも置かないスーパーに一番の問題がある。
できることなら「販売拒否」をしているスーパーの目の前で、野菜を販売したいくらいです。

今回の「風評」では、消費者全体が最大の被害者だと私は思っています。
風評」のおかげで、前のように安くて美味しい野菜が欲しくても、手軽に買える状況ではなくなってしまった。
とにかく、テレビ局は農家が困っているシーンばかり映すのではなく、物流が回らないのはどこに原因があるかきちんと報じて欲しい!
そして、消費者・バイヤーの方にもこの問題をもっと考えて欲しいと思っています。

マルシェ・ジャポンさんでは販売が好調で、これからも継続して売って欲しいと頼まれました。
だから、今週の土曜日もレタスをたくさん持って行きます。そういうPRの場は必要です。

本当は、茨城県が主体となって、野菜の直売会をやって頂けるとありがたいのですが・・・。
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竹村社長からいろいろと話をして頂きました。ありがとうございます。
この話が読者に伝わり、少しでも「風評」の現実を考えて頂けたらいいと思います。

群馬県太田市の挑戦-被災地支援と農家救済の両立を目指す-

このブログで、すでに何度も風評問題について記事にしているが、今回は風評被害を克服するために、ユニークなアイディアを出した群馬太田市の取り組みを紹介する。

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地元野菜を買い上げ被災地(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110330/k10014981591000.html

原発事故を受けて、野菜の値段が下がるなど農家への影響が広がるなか、群馬太田市は、地元の農家と震災の被災者の双方を支援しようと、出荷制限になっていない地元の野菜を買い上げて被災地に送る取り組みを始めました。

群馬県では、「ほうれんそう」と「かきな」から国の基準値を超える放射性物質が検出され、出荷制限が指示されています。ほうれんそうの栽培が盛んな太田市では、出荷制限の影響が大きいうえ、制限の対象ではない野菜も出荷時の価格が半値ほどに落ち込んでいるものがあり、農家の経営に影響しているということです。このため、太田市では、地元の農家と震災の被災者の双方を支援しようと、出荷制限の対象になっていない地元産の野菜や果物を買い上げ、青年会議所同士の交流がある宮城県石巻市に無償で提供することにしました。29日は、調理しなくても食べられるきゅうりやトマト、日持ちするヤマトイモなど、合わせておよそ4トンが用意され、市の職員がケースに「心はひとつです。いっしょに乗り切りましょう」などと書いた紙を貼り付けたあと、トラックに積み込まれました。太田市農業政策課の津久井淳一参事は「野菜価格が下がって苦労している農家を支援するとともに、被災した人たちには新鮮な野菜を食べて少しでも元気になってもらいたいです」と話していました。
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このNHKのニュースは非常によくまとまっていて、これだけ読者に伝えても良かったのですが、念のために太田市役所に電話で聞いてみました。その話をここで紹介します。

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風評被害)
群馬県でもかなりあって、太田市も多い。
そこで今回、太田市で野菜を農家から買い取る形にして、それを被災地に運ぶことになった。

(うまくいった理由)
1.清水聖義市長の決断
清水市長は、被災地支援と農家からの買い取りを太田市で行うことでアピールすることを決めた。

2.輸送ルートの確保
これは、NHKでも触れているが、被災地(宮城県石巻市)と太田市のJC(青年会議所)間のつながりがあり、そこから輸送が確保できた。
新鮮な野菜を被災地までそのまま運ぶのは、震災後、難しいのが現状だ。
しかし、JC間のつながりのおかげで輸送ルートが確保できたことで実現した。

(今後)
・太田市としては、あと1,2回やりたい。
・メディアで報じられたことで、群馬県内の他の自治体から問い合わせもある。
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清水聖義市長という強力なリーダーを有する太田市は、今いろんなことをやって風評問題に挑んでいます。
これは、「太田モデル」として、風評問題に苦しむ他の自治体の参考になるかもしれません。
是非、市民のために貢献しようとしている自治体の首長さんにやってもらいたいことです。
そのため、今回は群馬県太田市の取り組みを取り上げました。

(リンク)
The Official Web Site of The City of Ota 太田市ホームページ
http://www.city.ota.gunma.jp/index.html
清水聖義市長twitter
http://twitter.com/shimizumasayosi

*3月31日・記事修正*
タカさんのコメントを尊重して、「リーダーシップ」の表現を削除しました。

風評被害、国の対策を勝手に検証する

今回のブログでは、現段階で風評を防ぐため国(農林水産省)は、現在どのような政策を行っているか整理しておきます。

農水省では、3月22日に以下のようなものを発表しています。
これは朝日新聞が報じて、サイトでも紹介しています。

茨城産野菜、売買契約破棄の例も 農水省、違法と通知(朝日新聞)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103220208.html
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農水省は21日深夜、各市場に「出荷停止対象以外の品目の受託拒否は卸売市場法に反する」と周知する通知を出した。しかし仲卸業者と小売業者との間の取引は民間同士のため指導などは難しく、近く適切な取引の徹底を小売業界に要請する方針だ。
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そして、農水省のサイトに行くとこのようなものが掲載されています。

卸売市場における生鮮食料品の取扱いに係る市場関係団体への周知徹底について
http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/ryutu/110322_1.html
pdf資料はこちらです。
(別添)東京電力福島原子力発電所の事故を踏まえた卸売市場における生鮮食料品の取扱いについて(PDF:15KB)

セキュリティのことも考え、Googleドキュメントで見られるようにしておきました。

農水省の通知のポイントは3つです。
役所の言葉を読み解くのに慣れていない方のために、dokosayuku11が要点を整理します。
1.科学的・客観的な根拠(数値)がない時、(市場が)受け取りを拒否することは、正当な理由と判断することは「難しい」。←この「難しい」に注意。
2.基準値を超える放射性物質が検出された野菜については、国の原子力災害対策本部の指示があるまでは、出荷自粛は科学的・客観的な根拠(=検出された数値)に基づき判断を行ってもよい。
3.市場関係者は、今回の風評被害について、科学的・客観的な根拠(=検出された数値)に基づいて行動し、生鮮食料品の円滑な流通促進を行うことを「お願い」する。←あくまで「お願い」です。

要するに、農水省としては風評被害が発生しているので、市場が「自発的」に対策を行って欲しいと要望しているに過ぎないのです。
朝日新聞では、「農水省、違法と通知」と書いていますが、実際にはただの「お願い」です。
そのような通知に基づき、京都市では23日、独自に中央卸売市場に出回る茨城県産、群馬県産の野菜を調査し、茨城県産の水菜から基準値を超える放射性物質が検出されたと発表しました。
これに対して、茨城県は京都市が検査したのと同じ生産者の水菜を含む5検体を検査し、知事記者会見で規制値は下回ったとして、水菜の出荷自粛などは行わない方針を決定しました。

これでは、何のための「通知」だか分かりません。
むしろ、「風評」を煽っています。
よって、農水省は「風評」をとめる側ではなく、マスゴミと同じように「風評」を撒き散らす側にいることが分かります。

24日、農水省は福島原発事故による農畜水産物への影響というサイトをやっと公開しましたが、これは農水省も対策しているというアリバイ作りにしか思えません。
それでも見たい方は、リンクを紹介するので参照して下さい。
http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/index.html

25日、とうとう茨城県知事が厚生省と農水省に行き、直接両大臣と会談しましたが、その内容も「お願い」しただけなので、何も解決しないと思われます。

今回は、マスゴミに代わって、勝手に国の対策を検証してみました。

では、このような状況になって一番困っているのは栽培する農家の人たちです。
本当に風評被害の対策について何も打つ手はないのか?
そして、いつ支給されるか分からない国からの補償以外に、何か有効な手はあるのか?
そのヒントを次回のブログで書きたいと思います。

続きを読む

鉾田市長の話、やっと読売新聞が取り上げる

私は今まで二回、鉾田市長のサツマイモの話に触れ、取り上げないマスコミ各社をマスゴミに認定していました。

鉾田市長の話、マスコミはどう報じたか?
http://kkisho2937mhalxw.blog60.fc2.com/blog-entry-8.html

鉾田市長の話、マスコミはどう報じたか?その後
http://kkisho2937mhalxw.blog60.fc2.com/blog-entry-12.html

その私からすると、やっと読売新聞が掲載してくれたと思いました。
鉾田市でパセリの問題が発生してから、担当記者が20日の知事記者会見のことを思い出したのかもしれません。
鉾田市長の話をきちんと取り上げてくれたので、読売新聞はマスゴミからマスコミに昇格します。
さらに、24日の他社の新聞記事をチェックしたところ、その中ではいい記事を書いていることに気づきました。
そこで風評防止のため、記事全文を読者に紹介します。

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「死活問題」悲痛な農家
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110324-OYT8T00225.htm?from=tw

廃棄処分肩落とす「まさかうちまで」

 水戸市と河内町の加工前の原乳と鉾田、行方両市のパセリから23日、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出され、原子力災害対策特別措置法に基づく出荷制限の指示を受けた。県内の農畜産物ではホウレンソウ、カキナに次ぐ出荷制限で、被害の広がりに地元農家からは「死活問題だ」という悲痛な声が上がった。

 県によると、規制値を超えたのは、いずれも放牧牛の原乳で、水戸市で規制値の5倍超となる1700ベクレル、河内町の4検体で900~1700ベクレルの放射性ヨウ素が検出された。牛舎内で飼われていた牛の原乳は、8市町で23~270ベクレルと規制値以下だった。橋本知事は記者会見で「放牧と牛舎内で飼われている場合と分けて考えていいと思っていたが、国からは県域一つで指定された。同一に扱われた影響は大きい」と厳しい表情で語った。

 一方、鉾田市と行方市のハウス栽培でとれたパセリ5検体からは、最大で規制値の6倍にあたる1万2000ベクレルのヨウ素を検出した。

■牛 乳

 福島第一原発から200キロ以上離れた河内町。同町の6戸と周辺5市の26戸の計32戸が加盟する利根酪農協同組合は11日の地震以来、受け入れ先の操業停止などで出荷できず、22日に出荷を再開したばかり。同日朝、全戸で搾乳した約12トンを「関東乳業」(龍ヶ崎市)にタンク車3台で運んだが、午後に県から「河内町の原乳から規制値を超える放射性物質を検出」との連絡があり、すべてを回収し、廃棄した。

 出荷しなくても酪農家は朝夕2回、搾乳は欠かせない。河内町金江津で乳牛40頭を飼育し、毎日約350キロを搾る佐々木次男さん(73)は「愛情込めて育てた牛から搾った原乳を、そのまま捨てるのは残念。やっと出荷できると思ったのに……」と肩を落とす。同酪農協代表監事の高橋和夫さん(60)は「出荷しなくても餌代は毎日かかる。補償が遅れれば廃業する酪農家も出てくる」と懸念を示した。

 常陸太田市里川町で酪農を営む佐藤俊之さん(59)は牧場で約1トンの原乳を廃棄し、「どこに行っても乳製品がないという時に、無念極まりない」と語る。出荷ができないため餌の量は最低限にし、搾る乳の量も減らした。余震のたびに牛舎の鉄骨が揺れ、牛がおびえているのも感じる。「牛は病気になるギリギリのところ。一刻も早く元の状態に戻してほしい」と訴えた。

 また、県産の原乳から牛乳やヨーグルトなどを作っている「いばらく乳業」(水戸市)は、県外産の原乳を確保するなどして乳製品の製造を続ける予定だ。井手裕幸社長は「これまで培ってきた県産牛乳の信頼を失いかねない。農家や乳業業者が大打撃を被るだろう。早く安全性を確保してもらい、子どもたちにおいしい牛乳を飲ませてあげたい」と悔しさをにじませた。

 県畜産課によると、県内では2009年2月現在、567戸で乳牛3万1100頭が飼育され、原乳の生産量は17万7500トンと全国8位。牛乳として県内や首都圏に出荷されているほか、ヨーグルトやプリンなどの加工製品にも使われている。

■パセリ

 県内有数の野菜の出荷量を誇る鉾田、行方両市は、ともに福島第一原発から150キロ近く離れている。農家29戸が約18ヘクタールでパセリを生産しているJAかしまなだ(鉾田市)の営農情報センター長の菅谷正さんは「まさかうちの方まで来ているなんて……。農家は一瞬で信頼を失ってしまうから、早く収束してもらわないと困る」と頭を抱える。

 鉾田市内でパセリ農家を営む内田政輝さん(57)は「ホウレンソウの問題で、出荷できる野菜でさえ値崩れしている状態。収入源が全部断たれてしまった」と嘆く。稲木秋男さん(45)も「停電もあって燃料もない状態からようやく動き出したばかり。安全なものは安全だと主張してほしい」と国に訴えた。同市の鬼沢保平市長は昨秋に収穫したサツマイモまで返品された例も挙げ、「消費者も、もう少し考えてほしい。出荷できないものなどについては国に補償を求めていく」と強調した。
(2011年3月24日 読売新聞)
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ただ、すでに23日の時点で毎日新聞が全国版に風評記事を掲載しているので、この記事は後だしジャンケンという感じがします。しかもこの記事は茨城県版に掲載したものなので、ネット以外では他県まで情報が拡大しないと思います。
しかし、私は市長の話を載せてくれた読売新聞には感謝したいと思います。

*県政記者クラブ加盟社*
茨城新聞、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産業経済新聞、東京新聞、日本経済新聞、
共同通信、時事通信、NHK、茨城放送、テレビ朝日、東京放送(TBS)、日本テレビ、フジテレビ、
日本工業新聞、常陽新聞、日刊工業新聞

それぞれの加盟社がきちんと茨城の風評被害を取り上げてくれるか、読者一人一人が監視して下さい。
これは私一人ではできないことです。
そして、加盟社が取り上げた時にはツイートやメールで感謝の意を伝えましょう。
マスゴミがマスコミとなって報道することで、多くの人びとが茨城の農家の惨状を知り、茨城産の野菜に目を向ける日が来るはずです。
その時、全国的な風評被害は少なくなっていくと思います。
その日が来るまで、一人一人ができることをしていきましょう。
私もこのブログを活用して、その手助けをしたいと思っています。

風評被害について茨城県庁に聞いてみた

さっき、茨城県庁に電話で風評について問い合わせてみました。
風評について茨城県がどれくらい問題を把握しているか聞いてみたかったからです。

今回の記事は、風評被害について県庁に問い合わせたことをすべて書きたいと思います。

事前に私は、このようなメモを準備していました。

1.3月20日、知事記者会見に鬼沢鉾田市長が同席し、そこですでにサツマイモが戻った話を知っている。
2.23日、鉾田市に電話で質問。そこで、ニンジンも同じような被害があったと聞く。
そこで、県で風評について知っているものがあったら教えて頂きたい。

茨城県庁では、農林水産部園芸流通課の職員が対応してくれました。
以下、職員の言葉をdokosayuku11がメモしたものを紹介します。
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まず、県で把握しているのは「ほとんど全部」の野菜です。
これは、すでに国から規制された4品目以外の「ほとんど全部」と思って下さい。

市場では、すでに茨城県産を買わないケースが多く、もし買われたとしても5円とか10円とかかなり安く買われています。
さらに、すでに買われた野菜がどんどん返品されています。

県南に在住なら、龍ヶ崎のトマトはご存知でしょう?
このトマト、本当に美味しいものです。しかし、このトマトですら買い手がつかない状態です。

県では今、すべての風評について把握しているわけではありません。
ただ集めた情報を見るとそうなっています。

もしあなたが茨城在住の人なら伝えて欲しい。
ホウレンソウのように国で言われたから控えるのは分かるが、他の野菜まで全く買わないのはどうなのか?
この話を周囲の人や他県の知っている人に「機会」があったら県の野菜のことを伝えて下さい。
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ブログを書く「機会」があったので、風評を派手に撒き散らすマスゴミ各社に代わって、dokosayuku11が風評被害の状況を伝えました。

忙しい中、県の職員の方々は親切に対応してくれました。本当にありがとうございます。
プロフィール

dokosayuku11

Author:dokosayuku11
ようこそ!twitterと連動中です。
http://twitter.com/dokosayuku11

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